

松浦シズエ記念図書館すみれ文庫落成式
2019.03.143月13日(水)本校希望の中庭中央に建てられた松浦シズエ記念図書館「すみれ文庫」の落成式が10:00より行われました。ご来賓として山鹿市長の中嶋市長をはじめ、山鹿市議会議長永田様、山鹿市教育委員会教育長堀田様、山鹿市6校の中学校の校長先生など各方面より多数のご臨席を賜りました。地域に愛され、地域に開かれ根ざした学校づくりを心掛けられた学校創立者松浦シズエ先生の思いの詰まった「すみれ文庫」。松浦先生は愛読された作家夏目漱石氏のすみれを愛し、文豪が熊本在職時に詠まれた俳句「菫程な 小さき人に 生まれたし」に強く共感され、道端の隅で踏みつけられても咲くすみれの花のように目立たなくとも美しく、瑞々しく、清々しい人格の持ち主であってほしいと、小さく可憐ながら自らの役割を尽くす姿に、人としての理想を語っておられます。校訓でもある、誠実・明朗・忍耐は、建学の精神”人間をつくる”礎となり、それはまさしくすみれと同じ姿なのです。式の中では、生徒を代表して3名の生徒による「私の紹介したい本」のプレゼンテーションが披露されました。今年度ビブリオバトル決勝大会出場者も、大好きな図書館にて本をアピールし「本を語る学校」として実践発表を行いました。