

心理的安全性
2025.10.03昨日、ある方から「心理的安全性」を学びました。ある企業が行った「効果的なチームを作るために何が必要か」のリサーチで、効果的なチームに必要なのは、「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」であることが判明しています。注目に値するのは、個々の能力や働き方、仕事量はあまり重要でなかったという点です。そのリサーチした企業によると、チームの効果性に影響を与える要素を重要度の高い順に➀「心理的安全性」➁「相互信頼」➂「構造と明確さ」④「仕事の意味」⑤「インパクト」と並べています。➀「心理的安全性」チームの効果性を高めるには、「チーム内で相手の間違いを認める。自分の間違いを認められる」「初歩のこともなんでも質問できる」「場違いのアイデアを出しても」馬鹿にされたり、罰せられたりしない安心感。➁「相互信頼」効果性が高いチームは、相互信頼が高く、質の高い仕事を時間内に達成する。それが低いチームは、責任転嫁して生産性を下げる。➂「構造と明確さ」チームの効果性を向上させるには、メンバーが仕事上で期待されていることや、それを達成するためのプロセス、個々の行動がもたらす成果について全員が理解している必要がある。目標をチームで設定する。④「仕事の意味」仕事の意味は、経済的な安定を得ることや家族を支えること、チームの成功を願うこと⑤「インパクト」「自分の仕事には意義がある」または「自分がチームの目標達成に貢献できている」と感じると、チームの効果性が向上する。これら5つの要素で根幹をなしているのが、「心理的安全性」です。チーム内での他者への心遣いや、小さな気づきも不安なく口に出せるという安心感があってこそ、生産性や業務目標の達成、仕事へのやりがいなどを実現させることが可能となるのですと結論づけています。うちの先生方の学校評価(自己評価)を読んだり、8月に毎年開催する役員・職員全員研修の時の先生方の発言などを思い出したりしています。