理事長室
熱血理事長の希望日記

研究プロジェクト

2025.01.15

『あの人は「人間味」がある』という言葉を聞くことがあります。この「人間味」をあなたはどう考えますか?。どのような人間だとイメージしますか?。私は、「温かさのある人」「情の脆さのある人」「受け止めてくれる人」それに「自分の弱さ足りなさを隠さない人」などをイメージします。なぜこんなことを書いているかと言うと、昨日の日記に無意識に「人間味」と書いてから自分で「人間味」って、何だ?と考えたのと、「人間味」をあの東京工業大学の「未来の人類研究センター」で「人間味プロジェクト」を立ち上げたらどんな研究が起こるのかと考えたからです。この「未来の人類研究センター」では「利他」について「利他プロジェクト」をつくり利他を深く研究をしています。以前から今もですが私は、学校は「希望」の象徴でなければならない。学校と言う場所には「希望」が溢れていなければならない。との信念で教育に携わってきました。希望とは今より良く変わる変われることと定義してです。そのような中で、今から15年前に書店で「希望のつくり方」という岩波新書を見かけ購入して読んでみました。著者の玄田有史さんは東京大学社会科学研究所教授であり東京大学で「希望学」という「研究プロジェクト」のメンバーで希望を研究している人でした。壮大なる希望の研究をしていました。本は面白く私もいろいろな場で紹介しました。また「利他」について東京工業大学の「利他プロジェクト」も壮大?な研究をしています。「利他」もものすごく奥深いです。私たちが普段、何気なく使っている言葉もいろいろな角度から人間の生活や生き方に社会性や歴史を織り交ぜ研究するといろいろなものが見えてくると思いました。「人間味のある」はとても素敵な言葉です。

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