夏草
2024.07.25毎夏、灼熱の猛暑の中に百日紅は力強く咲いている!と、ずっと思ってきた。その花を毎年リスペクトしてきた。そして周りに生い茂る夏草を恨めしく思ってきた(だから雑草と呼んでいた)。間違いに気づいた。自分の都合のだと。夏草の生命力も百日紅の生命力も尊いものだ。夏草をリスペクトして刈ろう!恨めしく思って刈ってはいけない。優しい思いで刈れば疲れないだろう。夏草刈りに疲れ果てている時にそう思った。生い茂る夏草を思いながら考えている。人と人の繋がりはリスペクトだと。リスペクトその心をもって繋がっていくことが自分を成長させてくれると。自分の都合の繋がりは繋がりではないと。成長するためには自分のリスペクト心を磨くしかない。あの夏草たちをイメージしながらそう考えている。リスペクトは尊重するの意味だが、私は「ていねい」の思いを持っている。ねじ式の蓋を開けて閉める。丁寧に閉めないときちんと閉まらない。蓋を締める時心の中で「ていねいに」と言って締める。夏草をていねいに刈りたい。