善く生きる
2024.03.22『人間として「善く生きる」とはどういうことか?そして、人々にとって公共の利益とはなにか?この2つの問こそが「教育はなんのためにあるのか?」や「学校の存在する意義はどこにあるのか?」を考える上で、大事な問いであることに気がついた。そして、すこやかな地球を守るために世界を変えていくことこそ、人間にしかできない仕事だと気づいた。その志を持つ個人に対してあらゆる支援をすることが教育の目的であり、みんなの力を合わせるために、コミュニティづくりの起点となることが学校の存在意義であると確信した。』孫泰三氏が「冒険の書」に書いている文章である。私が今の時点で、人間として善く生きるとは?。教育の目的は何か?。学校とは?。の問に答える答えはこれかなと考えていることがそのまま書かれていたので頷いた文章である。果てしないビジョンだと思う。壮大な夢かもしれない。しかし、「大きなビジョンを描きなさい。たとえ自分が生きている間に実現できなくとも、円の一部にしかなれなくても、後に続く者たちがいつかその円を完成してくれる。」とあの日野原重明先生も言っている。日野原重明先生は、牧師であるお父様からイギリスの詩人ロバート・ブラウニングの詩の1節「On the earth the broken arcs; in the heaven a perfect round。地上では掛けた弧でもあっても、天上にいけばは全き円になるのだ」を教えられて先の言葉を言い続けたのです。