土
2023.09.12熊本の農業の祖と言われる松田喜一と言う人の言葉に「土つくれ、作つくれ、人つくれ」の語録がある。いい農作物を作るために大切なことは、いい土壌がをつくることである。いい土には良き作物が育つ。豊かな作物が実れば、豊作に感謝し、また、土壌の大切さをを理解する人間ができる。この人間は社会に大切なものは何かが解る人間になる。と私は理解している。「人間をつくる」学校にとって「土」とは何んだろう。それは学校の「空気」である。あらゆる、土は、外から見た目にはただの土と変わらないが、中の土壌成分、酸、アルカリ、リン・ミネラル。鉄分。有機物、無機物、酸素、窒素、微生物‥その成分を作物にいい土壌にすれば良き作物が育つのである。「空気」は見えないけれども、「空気」は出来ているのです。そこにいる人たちから。美しき掃き拭き清められた場所。整然と整った場に在る物。場に居る人の溌剌さ。場に居る人の笑顔。場びいる人の気づき。場に居る人の組織感。その空気から良き授業と良き指導と良き面倒見が生まれ実るのです。