自分の仕事を愛する
2023.05.01今日初夏の風が爽やかな5月になりました。こんな日はモネのジベルニーに行きたいです。4月、城北高校新年度のスタートを竹下校長先生を中心に先生たちが一丸となって「2-2-2の法則」を合言葉に生徒たちの始動をつくられました。このことに、たいへん嬉しく思います。心強く思います。敬意を表します。先日、新入生アンケートを読んで胸が熱くなりました。アンケートで新入生に城北高校の魅力を訊いていました。その答えの殆どが、「先生方全員が、生徒に寄り添ってくれるところ。」「先生が優しく生徒を思う心があるところ」などとほとんどの生徒が書いているのです。この生徒たちの思いを裏切ったらいけません。絶対に「城北高校に入学して良かった」と思わせなければなりません。 「自分の仕事を愛する!」私は先日この言葉に触れ「うーん」となりました。アメリカ在住で93歳の日本人ジャズピアニスト秋吉敏子さんが本場アメリカのジャズ殿堂入りをした報道をテレビで見ました。日本人いやアジアで初めての殿堂入りは驚きと快挙と報じられていました。ミニ特集映像が流れていました。今も93歳で毎日何時間も厳しい練習をして、自分のジャズバンドの公演が近く開けれるための練習を続ける日々が報道されていました。その映像が流れ練習の指揮をしながら何回も何回も繰り返し演奏の指導をする様子の映像が流れていました。秋吉敏子さんがインタビューで「殿堂入りしたのは周りの素晴らしいプレイヤーが自分を引き出してくれたから。死ぬまで練習していく。死ぬまでピアノ演奏術を磨く。自分が死んだあと自分の曲が演奏されたならそれが自分の仕事です。」そして最後にこう言いました。「私は自分の仕事を愛している」と。うーんと唸りました。 そして私は、自分に、自分の仕事を愛しているか?!。と問いかけました。