生きがい

2025.05.22

脳科学者の茂木健一郎氏は、ＡＩにはなくて人間にあるものを「クオリア」と「メタ認知」と「生きがい」だと言います！。茂木健一郎氏は「クオリア」も「メタ認知」も「生きがい」もそれぞれ分厚い書籍にしています。「クオリア」とは脳科学で質感と論理付け心が花を見て美しいと思ったり料理を食べて美味しいと思う意識だと。「メタ認知」とは、自分の言動を俯瞰して冷静に振り返る思考だと。「生きがい」とは茂木流にいろいろと論説していますが難しいいです。　私は私なりに考えることにします。私は「生きがい」とは、大上段に構えることでなく、「欲」だと考えます。「欲」はいろいろです。「欲」は悪でなく人間の生きるための魂です。地の底から天高く欲のレべル差はあります。それぞれの人間一人ひとりが持つ「個性の欲望」があり、その人の無意識の「欲＝生きがい」だと考えます。本能の欲望も含めて人間一人ひとりそれぞれが持つ欲が「生きがい」なのです。人間は悪の欲望をコントロールして人間として善く生きることが理想です。良く生きるとは、この俗な「欲望」を「良き欲望」に昇華させることです。このことが「人間性」であり「良き生きがいを持つ」ことなるのです。冗談で眠ることが生きがいと言った人もいます。例えば俗な「食欲」をグルメに昇華することは心豊かに美味しい料理を味わう食べることが生きがいとなるのです。そんな個人的な生きがいは無限です。崇高な利他の生きがいがある人も無限にいます。それは一番人間らしい欲「承認欲」を昇華させた結果なのです。承認欲をどのように人間性で昇華させるのか「生きがい」と「承認欲」について今考えています。ＡＩに承認欲はあるのかも真剣に考えています。私の「承認欲」を立派に昇華させるために何をしたらいいのかも真剣に考えています。