理事長室
HOME / 竹原理事長の希望日記 / 思いをはせる あしたの朝に
熱血理事長の希望日記

思いをはせる あしたの朝に

2025.10.14

〇「朝がきました。いつもと同じように、朝がきました。・・・・・きょうの朝は、あしたの朝は、まったく違う方向に進んでいける。きっと、絶対に。朝がきました。いつもと同じようで、どこか新しい朝。だからこそ、そんな言葉を贈りたいのです。おはよう、あなたの未来。」【大阪・関西万博、閉幕メッセージ新聞一面広告より】私がいつも思ったり、考えたりしてることが言葉にしてありました。

〇「・・・私の夢は、孫の代まで幸せな社会をつくること。サイレントオペラを通して。『思いやり』と『思いをはせる力』といった日本人の精神性を世界の人に伝えたいと考えています。他者と時代に思いをはせる心を多くの人が持てたら、世の中はもっとよくなると信じています。・・・」【国立大学院卒業後最大手コンサルタント会社を退職し「サイレントオペラ」代表になっている31歳の黒瀬絵理香さんが新聞社のインタビューに答えた言葉の一部です】私がいつも思ったり考えたりしてることを若者が言葉にしていました。感動しました。「思いをはせる力を 思いをはせる心を」には、うーん凄い。この若者は。と唸りました。サイレントオペラは知識がありませんが。

〇 今期、大学のレポート採点はずいぶんきつかった。肉体的でなく、精神的に。というのも、事前の防衛策もむなしく、生成AI(人工知能)丸投げと思しきものがわんさと出現したからだ。疑いの視線をキープしたまま場合によっては本人の何十倍かになる時間を投じて、AIっぽい文章の群れと正面から向き合うほかない。生身の人間としてこれを苦行と呼ばずしてなんと呼ぼう。・・・教育の根幹に位置づけられてきた「読み書き」はどうなっていくのだろう。読んで書く行為に人間の人間たるゆえんを見た近代という時代が終わりをむかえるとして、では、新時代の人間の条件や居場所はどこに?生成AIの世俗化が急速に進んだ2025年は「教育」、もっといえば「人間」の曲がり角にある。この光景を覚えておこうと思う。【大学教員で批評家大澤聡氏の新聞投稿の文章です】私は、この文章を読んで、なにを言ってる!簡単に諦めていいのか!人間の「読み書き」は、教育のは「読み書き」は永遠の残るのだ。いや、残さねばならないのだ。「読み書き」は人間にとって絶対必要であると思いをはせています。

本でも新聞や雑誌でも「自分の心」が言葉と出会うのです。そう思っています。今日はいい言葉に出合いました私の心が。今日は、「ありがとう新聞!です。

TOPへ