理事長室
熱血理事長の希望日記

2024.11.08

心とは、その人の「考え方」です。私はそう言い切りたいです。そして心は、目には見えませんが、その人の顔の前にあると考えます。いろいろな高名な人のいろいろな書物を読んでも難しい言葉や論述は出てきますが簡潔明瞭な断言は出てきません。稲盛和夫さんのズバリ「心」という本にもなかなか出てきません。中村天風の「心を磨く」という本にもなかなか出てきません。「周りの言葉(私はそう感じる)」はたくさんありますが。私の読解力のなさでしょうか。稲盛和夫さんの著書「心」の中には人の心の奥には「魂」といわれるものがあり、そのさらに奥深く、核心ともいうべき部分には、「真我」というものがある。それはもっとも美しい心の領域です。・・・氏の思考が奥深いのでしょう。また書の中に人生のあり方について「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の方程式論も出てきます。この方程式論は有名な稲盛哲学です。が「考え方」が心だとは言っていません。高名な皆さんは思考がシンプルではないのです。しかし「考え方」こそ奥が深く深いものだと私は思います。心を磨くとは、考え方を磨くことです。考え方を美しくする考え方を高めることです。美しい心とは、美しい考え方のことです。強い心とは、前向きで柔軟で諦めない考え方のことです。心の奥深くとは、深く考えて考えて考え抜いた考えのことです。心が豊かになるとは、考え方の視座が広がり考え方に色彩が重なることです。「心」=「考え方」単純なようですけど「考え方」ほど不思議で複雑で奥深いものはありません。それは、いつも顔の前にあります。「暗闇の中でこそ 星が見える」マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉です。

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