心
2023.08.07「心のコップが真っすぐ上を向いていますか?上を向てるなら話します。城北高校は、心の学校です!。心を磨き育てる学校です。明るい思いやりが溢れ、互いを認め合うまじめがあたりまえの空気のある学校です。変わる変われる希望の学校です。自分のことより先ず人のことを思う空気がある学校です。だからこの学校には君たちの『居場所』があるのです。」と、いつもいつも生徒たちに語ってきました。「心を引き締め、育て、つなぎ留める。」昨日ある本を読みながらノートにメモした言葉です。自分の心を自分の心の意志でそう出来たらどれほど充実した人生になるだろうか!。そう思いながら読みました。目の前の生徒たちに今まで語ってきた思いが驚くほどたくさんこの本に書かれていました。「心」とは何か?いつも自問自答します。思いでも。考えでも。魂でも。精神でも。ないのです。心とは「もう一人の自分」だと私は考えます。自分がもう一人の自分とどう向き合って生きていくかだと考えます。今日ももう一人の自分である「心」と向き合って話し合って生きていきます。・・今朝の新聞の記事がいくつか「心」に留まりました。・・「雪かき仕事」雪かきをする人は<朝早く起き(中略)雪をすくって道端に寄せておく><誰がそれをしたか、みんなは知らないし、当然感謝される機会もない>日常的で目立たない仕事を誰かが担っているから世の中は回っている。・・・」思想家の内田樹著書『下流思考』から。「差し出す『顔』に込めた正義。他者を助ける心子どもたちに。絵本『あんぱんまん』刊行50年の記事。自分の大切なものを分け与えて他者を助ける献身の概念をわかり易く描いている。ほんとうの『正義』というものは、けっしてカッコいいものではないし、そしてそのためには必ず自分も深く傷つくものです。・・昨日広島で行われた原爆死没慰霊式・平和祈念式での広島市の小学6年生の平和への誓いの文章から「みなさんにとって「平和」とは何ですか。争いや戦争がないこと。差別せず、違いを認め合うこと。悪口を言ったり、けんかをしたりせず、みんなが笑顔になれること。身近なところにもたくさんの平和があります。・・・私たちにもできることがあります。自分の思いを伝える前に、相手の気持ちを考えること。友達の良いところを見つけること。みんなの笑顔のために自分の力を使うこと。・・・」「みんなの笑顔のために自分の力を使うこと。」この言葉に「心」がぶるっと震えました。