理事長室
熱血理事長の希望日記

心を磨く学校

2024.10.22

私たちが人間に生またことには、大きな意味があります。それは、たくさんのお金を得るためではないし、地位や名誉を得るためでもない。人間がみな持っている心の中にある「思いやりの心」「素直な心」「誠実な心」「感謝する心」を発揮し、一生懸命心を高めることなのだと考えます。それをわたしは「仁を思い徳を積む」と言います。では、どうやったら心を高められるのでしょう。それは、「利他」の心を持ち、行動することです。「利他の心」とは、喜んで世のため人のために尽くすという美しい心です。そこでです。美しい心思いやりの心を高めるために、利他の心を高めるために必要なものがあります。それは利他になる周りの人です。思いやる相手が必要であり、利他の心を高める相手が必要です。黙って塵を拾うことは出来ても、お先にどうぞや笑顔のあいさつはあいてがいないとできないのです。一人では磨きや心を高めることは、できないのです。心をより高めるその最初の一歩が『人と出会うことなのです』その出会いが愛する人との出会いなるかもしれないし、尊敬する人との出会いになるかもしれない。同じ思いを持つ人との出会いになるかもしれないし、自分の持っていないものを持ってる人との出会いになるかもしれない。気の合わない人との出会いもあるだろうし、考え方の違う人との出会いもあるでしょう。どんな人との出会いであれ、出会いこそが人の心を高めるきっかけになり、人生を豊かにしていくのです。そんなことを看護専攻科1年生の学生に話しました。(私がこれまでずっと語ってきたことを西江あきよさんが著書「心を磨く学校」の中に書いています。)

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