理事長室
熱血理事長の希望日記

心のコップ

2024.01.30

城北の「心のコップ」は素直に謙虚に人の話を聞くことです。これまで生徒たちに話してきました。悪いこと言いにくいことを言って貰えることほどありがたいことはありません。真実の思いやりです。自分の念にない気づかないことに目覚めさせていただく愛の言葉です。自分の考えに固執したら行き止まります。柔軟に思慮して現実をあらゆる角度から分析して変化に対応していかねば前には進めません。心のコップを真上に向けるとはこのことです。本を読んで原点に戻ります。また、森信三先生著「真理は現実のただ中にあり」を読むと、人間は人を幸せにしてのみ、自分も初めて幸せになれる。人の長たる者は、人の見てないところで僕になるのです。「教育の原点っていったい何か」と訊ねられた場合、一秒もおかずにパッと答えられますか。皆さんのある人は「それは結局愛でしょう」と答えるでしょう。(私はそう答えます)それはもちろん間違っているとは言いませんが、単に「愛」と言うだけでは足りないと思います。では私(森信三先生)自身はどう考えるかと申しますと、私は教育の原点は教師自身が「この二度とない人生をどう生きるか」という人生に対する根本態度の確立だと思うのです。言い替えますと、自分は教師として人生の真の生き甲斐をどこに求めるかということだと思うわけです。ですからわれわれとしては、「教育愛」などという受け売りのきれいごとを突き破る力がなくてはらぬわけです。と書いてあります。何回も読むのですが、また考えを深めねばなりません。真理は「事実(FACT)」の中にあるのです。

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