理事長室
熱血理事長の希望日記

心が動く

2025.09.04

机に置いている目の前の印刷されたアンリ・マティスの「ダンス」を見ている。印刷紙でも「ダンス」に心が動く。心が感じる。モネもセザンヌもゴッホもピカソにも心が動く。朝、安いCDコンポでモーツアルトを聴く。昼ジルベルトのボサノバを聴く。大瀧詠一の君は天然色を聴く。夜ブルーベックカルテットのジャズを聴く。寺尾聡のシャドーシティを聴く。心が感じる。心が動く。安い備前焼に花を挿す。もっと安い砥部焼でお茶を飲む。心が動く。心が感じる。谷川俊太郎のことばにもやなせたかしのことばにも心が動く。心が感じる。人間の持つ心が動くのも。人間の持つ心が感じるのも。その感性から人間は動くのだと思う!。心が感じることに、心が動くことに深く感謝しなければならない。心が動くから私たちはただ生きるのでなく、豊かに生きられるのだから。ホロコーストの過酷な捕虜収容所を生き抜けるのだから。朝焼けや夕焼けやの空や雲や風や自然がつくった情景より、人間が人間がつくったものに心が動くことが人間として意味深い気がする。人それぞれに心が動けばいい。

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