出会い、知る。

2023.10.11

４月９日のイースターの日を「空がとっても低い」と歌った歌詞があったが１０月１１日の今日の空は高くなっている。「人生はどんな人と出会ったか、どんなな人とどんな話をしたか」だと昨年亡くなられた作家渡辺京二が書いていた。それは世界中の人間のその個人差は想像を絶するのであるが。熊本のある文芸誌が渡辺京二さんの追悼特集を出版している。読んでみると多くの名のある人たちが崇拝した悼む文章を書いていた。凄い文章家であり思想家だったことを。ほとんど知らない私もそういう人だったのかと感心した。「それでも、このことも狭い狭い世界だと心に思った」たまたまその文芸誌を読んだからである。世の中には知らないことが無限だ。しかし、しかし、一人の人間が知らないことを一つ知ることがどれだけ大切か。そのことを考えた。これは自分を中心の考えである。その考えを大切にして「知る」を１ミリづつ増やしていく。