ブックサンタ
2023.11.06「今、この地球の上でお前たちは戦争を殺し合いをしている場合か!! 今、この地球は温暖化で消滅する危機に在るのだ!!」と強く訴えたいです。そのことを学校では教育しなければと確信します。COP21での「パリ協定の『1.5度目標』の達成への絶望感は広がるばかりだ。だからと言って目標を後退させるわけにはいかない。あきらめてはいけない。」この言葉は、何万人もの国連関係者はじめ温暖化防止対策に携わっている者や識者の言葉だ。そしてなんのなすすべ策もなく。より賢く早く物事を進めるほかないと付け加える。11月末からCOP28(第28回国連気候変動枠組み条約締約会議)始まる。どんな方向に向かうか。目の前の小さなことからの意識を私たち教育に場に携わる者は拡げていかねばならない。そんな中に、私の心が温かくなるのが「ブックサンタ」の話だ。NPO法人チャリティ―サンタが主催していたクリスマスに全国の恵まれない子どもにたちに本を贈る社会貢献プロジェクトに賛同した直木賞作家の今村翔吾さんが「作家サンタとブックサンタ」発起人になった。その思いの言葉だ「サンタクロースはいない。小学生ともなれば、いや早ければ保育園、幼稚園に通うようになれば、一度は耳にするかもしれない一言だ。一端の大人になった今、胸を張って答えたい。サンタクロースはいる。そして誰でもなれる。私はそう信じています。私は作家として、書店を経営する一人として、この取り組みを応援したいと『作家サンタとブックサンタ』の発起人を務めることになりました。ブックサンタは本を届ける取りくみではありません。ブックサンタは物語を、学びを、未来を届ける取り組みだと思います。未来の読者を育てる意味もあるかもしれません。しかし、そんなことはどうだっていいじゃないですか。巡り合う感動も、届ける喜びも、私たちは知っています。それを子どもたちにーー。ただ、それだけが理由になり得ると知っているはずです。作家の皆様、今年のクリスマス、共にソリに乗って預ける方を心からお待ちしています、」今村翔吾談です。素敵だとは思いませんか。心が温かくなります。地球はこれ以上温かくならないために。