人生のスープ
2024.12.16私は、テレビはあまり見ません。見る時は天がこれは見なさいと言っていると思って見ます。昨夜、最愛の夫に先立たれた料理研究家栗原はるみさんが亡き夫を偲び想い亡き夫のために心を込めたスープをつくるドキュメンタリーを見ました。私は、常々スープこそ人間の知恵の料理だと思っています。野菜や肉や魚や果物ほかにもあらゆる食材をコトコトじっくりと煮込んで食材のエキスを抽出してつくりあげるのです。ハーバード大学の医学博士はスープこそ百薬の長と言います、美味しいスープがでるレストランはいいレストランです。日本のお味噌汁も最高のスープです。コーンポタージュ・ミネストローネ・クラムチャウダー・オニオングラタンスープ月並みですが飲みたいです。世の中にスープは何100万(もっとかも)とあると思います。テレビで見た栗原さんのつくる鶏ガラスープは絶品のように感じました。そして栗原さんは亡き御主人が喜ばれると思う最高の「コンソメスープ」に挑戦され自分で満足される究極のコンソメスープを完成させます。このテレビを見ていてなぜか、人生のスープが頭に浮かびました。人生もスープだと思いました。いろいろな人に出合い、いろいろな人と語り合い、いろいろなことを一緒にしながらコトコトと自分の心の中で煮込みながら灰汁を取ってまた煮込人生のスープができると。温かい人生のスープをつくりたいと思いました。優しい人生のスープを飲みたいと思いました。幸せな人生のスープを召し上がれと思いました。