学校再開に向けた校長メッセージ(生徒・学生の皆さんへ)
2021.04.30生徒・学生の皆さんへ
臨時休校に入り10日が経ちました。
現段階で、新型コロナウイルスに感染した生徒は31名です。自宅療養に移った生徒もおり、全員回復に向かっています。
無症状者が多く、重症者はおりません。
変異株ではないことが保健所により確認されています。
学校では、全館消毒を済ませ、自主的PCR検査において職員全員の陰性を確認し、5月6日からの分散登校、5月10日からの全校生徒そろっての学校再開に向けて準備しています。
しかし、PCR検査を受け陰性だった生徒は、ウイルスの最大潜伏期間である5月2日まで最大限の感染拡大防止対策をとった自覚ある生活を送っています。ルールを守った生活を送り、見えないウイルス(敵)と闘っています。
大多数の生徒の皆さんは、不要不急の外出を避け、感染を抑え込む生活をおくっていると思いますが、一部の生徒が、外出先で感染対策をしていない様子をSNSで発信しているとの情報もあり心を痛めています。
臨時休校明けの生活は、今現在の皆さんのルールを守った生活により「ウイルスを持ち込まない」ことが実践されることで、保障されることになります。
今は、我慢の時です。
学校再開へ向けた時間を積み重ねる時です。
不要不急の外出や感染のリスクを回避した生活を送ってください。
皆さんの自覚ある行動と自らを成長させる前向きな考え方に基づいた生活に期待しています。
今回の出来事は決して起こってはならないことでした。しかし、この現実を受け止め、対処することが皆さんの人生において学びとなるよう、そして、一つの教訓として生かされるよう変換していく力を全校生徒、全職員で育んでいきましょう。
城北高等学校 竹原 英治