校長日記
ワンダフル校長の感動日記

27生きていれば高校三年生

2025.05.13

平成23年3月に当時3歳だった清水心(しみずここ)さんが殺害された事件をご存じですか。今日は、そのお母様の清水真夕さんを講師としてお迎えし、全校生徒を対象に「命の大切さを学ぶ授業」を実施しました。清水さんは、被害者遺族の思いを知ってもらいたい、被害者支援について考えるきっかけになってほしい、今後事件に巻き込まれる子供たちをなくしていきたいという思いから講演活動を始められたそうです。心に響いた言葉を紹介します。「心が生きていれば高校三年生、同じ年代の皆さんと接するのは辛い」「大事な娘の命を奪った犯人をこれからも許すことはない」「娘を殺害されて地獄に落ちた。もがき苦しみながら何とか生きてきた」「心が亡くなってから兄たちの笑顔が消えた。でも、犯人を恨む気持ちは持ってほしくない」「当時5歳の兄が『僕が代わりに死ねばよかった』」想像を絶する清水さんの話に我が事のように胸が痛くなりました。(明日に続く)

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