

106県立高等学校あり方検討委員会への戯言㊤
2025.09.19県立高等学校あり方検討委員会の提言書の概要が熊日新聞に載っていた。一人の教育関係者(私学関係者の枠を越えて)として戯言を述べてみたい。令和9年度入試(現中学2年生)から県立の前期入試が廃止され後期入試一本化になるという。ある関係者は「前期入試で合格した生徒とこれから受験に向かう生徒が同じクラスにいることがクラスに不和感をもたらすから」を一つの理由に挙げられた。それは、担任の力量でどうにでもなること。「学級全体で合格を勝ち取ろう」という意識を芽生えさせれば問題ない。中学生もその保護者も早く合格して楽になりたいというのが本音。私学は専願、一般と二度の受験チャンス(県立は二次募集はあるが)がある。ますます私学に風が吹くのは必然。また、熊本市立高校は前期試験を残すという。なぜ、市立を加えて議論をしないのかもquestionである。