

82夢と目標
2025.08.01睡眠中に見るのも「夢」、自分はこうなりたいという意味で使われるのも「夢」。アスリートの方々が講演をされる際にも「夢をあきらめるな」「夢は必ず叶う」など言っておられるのを聞くたびにとても違和感がありました。それが二つのことで解決しました。一つは、NHK「チコちゃんに叱られる」で取り上げられ、明治時代になり身分制度が廃止され人々は生まれた家や土地に縛られずに職業を選べるようになり、従来使われていた「夢」に加えて未来への希望や目標を意味するようになったということ。二つは、7月31日熊日新生面「夢と目標」の記事。「夢は手段ではなく目的」(甲本ヒロト氏)、「夢は必ずしも現実的でない、目標はどうたどり着くかを考えれば叶えることができる」(イチロー氏)。以上のことから、やっぱり、将来の「夢」という使い方より、将来の「目標」という言葉を使っていきたいと思いました。