99親への感謝を忘れず進路実現を!
2024.09.03学校便り9月号の「校長雑感」の概要を紹介します。「鷲(わし)は誰も近づけない断崖絶壁に巣を作ります。巣の作り方は、まず外側に野バラなどのトゲのある枝を組み合わせて枠を作り、その内側に木の葉などを敷き詰め、最後に親鷲の柔らかく暖かい羽毛を敷きます。雛がかえると、親鷲はかわいい雛に最大限の愛情をもって餌を与え続けます。しかし、ある時期が来て雛がもう十分独り立ちできるようになると、親鷲は大きな口ばしで内側にあった柔らかい羽毛と枯れ葉をけ散らしてしまいます。すると、残っているのは鋭いトゲのあるバラの枝だけです。雛はトゲが刺さり、痛いので飛び立とうとしますがなかなか飛び立つことができません。しかし、やがて雛は今持っている精一杯の力を振り絞って大空に飛び立っていくのです。」進学、就職を前にした3年生、家族に感謝しながら自分の進路実現に向けて大きく羽ばたいてください。