143怒ると叱る①
2023.11.28教職について3年目ぐらいの頃「子供たちを怒ってはだめ。叱らんといかん」と先輩の先生から教えてもらったことがあります。「怒る」は感情に任せて怒鳴ること。「叱る」は理性にもとづいて教え諭すこと。昔は、怒られたことの方が多く、子供たちを指導するときも怒っていたように思います。でも、その後何となく後味が悪かったような感じを覚えています。現在の指導は「叱る」でなければなりません。「叱る」指導で生徒の主体性を育み、全国で優秀な成績を収めた部活動も多くなってきています。ここ数日、大人の社会でもマスコミでハラスメントが取り上げられています。感情に任せて怒っても現状は変わらないことを上に立つ人は理解せねばなりません。