朝のリレー
2024.06.14「カムチャツカの若者がきりんの夢をみているときメキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女がほほえみながら寝がえりをうつときローマの少年は埠頭を染める朝陽にウインクする この地球はいつもどこかで朝がはじまっている 僕らは朝をリレーするのだ経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚時計のベルが鳴っている それはあなたが送った朝を 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ」この谷川俊太郎さんの詩「朝のリレー」を読むといつも心が地球になっていきます。この地球の世界に平和がリレーしていきますようにと祈ります。アフリカスーダンで医療支援する認定NPO法人「ロシナンテス」理事長の医師川原尚行さんは「究極の医療は戦争をしないこと、させないことだ。医師だからできることに限りがあると考えず、知恵を絞りたい」と強く語ります。究極の教育は戦争をしないこと、させないことです。一教師だからできることに限りがあると考えず、知恵を絞らねばならないのです。今一番会いたい人は桑田佳祐だ。