理事長室
熱血理事長の希望日記

はちまき

2026.07.06

涙が溢れました。今朝、正門で生徒たちを迎えていると3年生の野球部の生徒が歩み寄ってきました。その生徒は、私と目を合わせて「甲子園予選の応援で、理事長先生の『はちまき』を借してください」と言いました。「応援で」の言葉をを聞いて胸がハッとしましたが「よし わかった」とだけ答えました。「はちまき」をすぐ家に取りに帰りました。昼休みになりその生徒を理事長室に呼びました。生徒はノックをして一人で理事長室にはいってきました。私は「食堂の先生に伝言してたからお昼ご飯ゆっくり食べましたか?急いで食べたんじゃないだろうね。はちまきもってきたよ。」といいました。生徒は直立して「ゆっくり食べました」と答えました。私は「はちまき」を見せて「これは希望のはちまきです。はちまきを締めて応援をするのか。そうか『ベンチ』はいれなかったんだね。よくここまで頑張ってきた!スタンドのでの応援だな」と言っている途中で涙が溢れてきました。「はい。太鼓を頑張ります。」と生徒は答えました。「この希望のはちまきは私の応援の心も染みこんでいる。私の心と一緒に精一杯応援して欲しい」そして「君は必ず人生のレギュラーになる!これからの人生を頑張れ!」と話すのがやっとでした。生徒を強く抱きしめました。「ありがとうございます。」とだけ言って生徒は理事長室を出て行きました。私は「私こそ本当にありがとう!」と背中に声をかけました。こんな生徒がいる城北高校です。人間性が育っている生徒たちが誇りです。たとえレギュラーになれずともベンチに入れなくとも、仲間のために「はちまき」を締めて応援する。その心根は当たり前ではありません。いや城北高校の当たり前かもしれない。私は、本校野球部の保護者会が催れた野球部夏の甲子園県大会の激励会に案内を受け、この希望のはちまきを締めて「最後まで勝ち抜いて欲しい」と激励をしました。そのはちまきを生徒は借りたのです。

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