
言葉ありき
2026.06.29「言葉」を凄いと認識する人を凄いと思う。それは「言葉」と真正面から向き合い「言葉」の持つ深淵なる意味と魂のような力を体感した人であるから。言葉をかみしめる。「言葉」は「人間をつくる」。私も言葉の持つ力に強い思いを持っている。それは「誰の言葉か」「誰が言ったか」「誰が書いたか」が基準であるが。その人に惹かれその人の言葉をかみしめる。その人たちの言葉には「魂」がはいっているからだ。できないが自分の言葉に魂をいれたい。「言葉」を大切にしたい。「言葉」を思うとき、今は若松英輔さんの本を読むことにしている。若松英輔さんは人の「言葉」を大切にする人だからだ。今、若松英輔の著書「言葉を植えた人」を読み返している。2023年に購って20回は読んでいる本だ。この本には若松さんの心に言葉を植えた人が上皇后美智子さまをはじめ内村鑑三ら他21人が登場する。その若松さんの心に植えられた言葉は、言葉の種子ではなく小さな苗木だったと思う。その小さな言葉の苗木を、その言葉を知った多くの人たちが水をやり手入れして巨木に育てあげたのだと思う。そのことから大きく飛躍すれば聖書も論語もそうである。今日私が心に留めた言葉は、今日の新聞に載っていた91歳で死去された美輪明宏さんの生前残していた直筆メッセージの言葉だ。「こんな世の中を 生き抜く武器は 愛の言葉しかありません この世のすべての問題を 解く鍵は愛です 愛があれば 戦争なんか起こりません」
