
こだわり
2026.01.21向田邦子さんがまだ22歳の頃に、寒い冬に備えて自分の気に入った手袋を探しましたが、とうとう気に入ったものが見つからなかったそうです。向田さんは、妥協して気に入らないものを身につけるくらいなら、その冬は手袋をしないほうがましだと言って、結局手袋をしなかったそうです。役目を果たすなら「なんでもいい」というのでなく「こだわり」です。私は「こだわり」はその人の感性の価値観だと思います。だからそんなこだわりを私はうらやましく思います。松浦弥太郎は著書「価値あるもの」(日本経済新聞出版)の中でこんなことを書いています。「我慢の上での【なんでもいい】ならまだしも、単なる【なんでもいい】は人生をすてるようなものに近い。使うたびに感動し、眺めるだけでその美しさに喜び、対話するように楽しみ、そばにあるだけで幸せを感じるモノとの関係くらいプライスレスな豊かさはない。あなたは【これでなければだめ】というモノをいくつ持っていますか?」と。
