熱血校長のご挨拶
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熱血校長のご挨拶

H29年入学式式辞

2018.01.19

式 辞

 

万物の生命萌え出るエネルギー溢れる春のこの良き日に、希望を胸にこの坂を上り、今ここに、凛と目を輝かせた二百三十六名の新入生の皆さん。四十名の看護専攻科新学生の皆さん入学おめでとうございます。皆さんを坂の上の希望城北高校は心からお待ちしていました。ご参列いただきました保護者の皆様にも心からお祝い申し上げます。

また、御多用な中、かくも多数の御臨席賜り入学式に華を添えていただきました地元山鹿市市長中嶋憲正実様を始め、ご来賓の皆様に心からお礼を申し上げます。

新入生の皆さんは、義務教育で人間の土台をつくってきました。そして、これから高校で「人生の土台」をつくるのです。「人生の土台」とは、世の中の役に立つ、社会に中で人に何かを与えられる人間としての力をつけることです。それが高校で勉強する意味です。

また、地球上には学校に行きたくても行けない子供たちが何千万人もいます。その子供たちが学校に行ける世界をつくるためにもあなた達は勉強しなければならないのです。

城北高校は、建学以来、社会貢献する人間をつくる精神を貫き、諸先輩方の努力により日々進化し続けて来ました。校訓「誠実 明朗 忍耐」と城北スピリッツ「自分のことより先ず人のことを思え」を基盤とする心の教育の実践により、素晴らしい校風をつくり出しています。今、この真面目が当たり前、一生懸命が当たり前の校風が漂う城北高校に入学したみなさんは、城北高校の教え「この坂を上れば希望がある」と城北スピリッツ「自分のことより先ず人のことを思え」を三年間掛けて自分の精神にしてもらいたいと希望します。必ず心が豊かになり人に優しくなり楽しい高校生活を送ることが出来ます。

「この坂を上れば希望がある」とは、人生の土台、人に何かを与えられる力をつけるため城北高校で自分は変えられること、自分が変わる努力をするとの教えです。

「自分のことより先ず人のことを思え」とは、人生の土台、社会に出て周りに人から信頼される大切にされる人間になることを目指す教えです。

城北高校は、愛情溢れる先生方がどこにもまけない面倒見で君たちを満足させます。君たちを変えます。可能性を引き出します。あなたたちは、自分を変えるために強く強く自分の人生をくっきりと描き出すことをしなくてはなりません。自らが変わろうと思い、自分の人生の坂を上るという困難なことに立ち向かう努力をすることが大事になります。私たちは「わかる授業」「徹底した愛情指導」でその応援をします。一生懸命に努力することが高校生活を楽しくさせるのです。先生を信じ、人生を共に語り合い、笑顔のある、一生懸命に努力する「楽ではないが楽しい学校」にしましょう。

専攻科新学生の皆さん、本校の看護専攻科は看護師国家試験合格率96%を誇る素晴らしい教授陣が揃っています。奇跡を生み出す先生たちです。皆さんが先生たちを信じ博愛の精神を実行する素晴らしい職業看護師を強く強く目指す学生として、この学園にいることこそが城北高校の誇りです。どうか希望を実現する学生とは、こうあるべきだと高校生を憧れさせて下さい。心から期待し応援します。

保護者の皆様には、本校の教育を共有して頂き、どんなときでも子供に関心を持ち励まし見守り続ける応援団であってほしいと思います。私たち職員は愛情のベクトルを揃え生徒・学生達の希望達成のため親の愛に負けない「これでもかの愛情」を持って社会貢献する人間をつくる教育に全力を尽くす覚悟です。三年間、五年間学校との密接なる連携をお願いします。

また、ご来賓の皆様には今後とも本校への御指導、御支援を心からお願い申し上げます。

結びに新入生の皆さん。「一歩一歩の積み重ね、一日一日の積み重ね、一人じゃないみんなで認め合って励まし合って積み重ねていきましょう。城北高校での青春を。必ず花は咲きます。」この言葉を贈り式辞といたします。

 

平成二十九年四月八日

学校法人松浦学園

城北高等学校 校長 竹原英治

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