

吉田小雪先生の声
2018.01.18今から60年前私の小学校一年生の担任吉田小雪先生の声が聞こえてきます。「英治君、勇気があったね、格好よかったよ!よくすぐ前に出たね」の声です。校庭で全校行事があり、全児童の前で「誰かやってみる人はいないか?」と若い先生から声を掛けられ、分校から本校に来ていて一番前に座っていた私が一人だけ手を挙げ、前に出されて、とんちんかんなことをして失敗し、全児童から、からかいの笑いを一身に受けて、手を挙げたことを後悔し、小学一年生ながら失意で肩を落として教室に向かっていた時のことです。今も小雪先生からの、その声が聞こえます。だから私は、その声を生徒たちにかけてやりたい。「勇気があったね。恰好よかった。よく挑戦したね。」チャレンジの失敗は人生の勲章だよと。