

今日の論語
2019.03.19春雨が降っています。希望の坂の桜の蕾が弾け花びらが開きかけています。今日の論語です。「子曰く、歳寒くして、然る後に松柏の彫(しぼ)むに後(おく)るることを知る。」この論語は、卒業式の答辞の中で引用された論語です。人の真価は、逆境や苦難のときにわかる。という意味です。厳しい寒さがやってきて、周りの樹々の葉が枯れ凋んだとき寒風に耐えて緑の葉をつけている松が際立ってきます。逆境の中で自分のぶれない信念をもって生き抜いて行く思いが答辞に込められたいました。城北高校は7年間論語教育に取り組んでいます。「人間をつくる~心を磨く教育~」の基盤になる取り組みをと「今日の論語」を取り入れています。自分の論語を持とうと生徒部長は言っています。3年間論語をよくぞ学んでくれたと感激しました。因みに城北高校の校章は3本の松葉(誠実の葉・明朗の葉・忍耐の葉)からなっています。そのことを知って答辞に引用したのだと思っています。凄い生徒です。