

世界をよくする意志
2022.10.14パリは晴れ、ロンドンは曇り、ローマは雨、ニューヨークは小雪が舞っている!ここ「山鹿」は朝陽が輝き秋晴れの朝。台湾の半導体メーカー(TSMC)の工場が熊本に建設中でそこに人が動き、物流があり、資金が流れ経済波及効果云々の情報が飛び交っている。斎藤幸平氏が論じる「人新世の『資本論』」は人類が環境危機を乗り切り、「持続可能で公正な社会」を実現するための唯一の選択肢が「脱成長コミュニズム(物を作りすぎない社会システム)」だと大胆な提言を投げかけている。今、かつてウルグアイの大統領で「世界でいちばん貧しい大統領」の愛称で知られたホセ・ムヒカさんの言葉を思い出している。「人間は物つくり過ぎて物に埋まっている。人間は自分の人生を方向づけることができる。「大義のために生きる」それは私たちの意志にかかっている。世界が今後どのようになっていくのか。世界をより良いものにしようという意志を持ちましょう。」の言葉を。