News List 校長日記
熱血校長の希望日記

一本のライ麦

2017.03.13

「一本のライ麦」の話をしましょう。アメリカの大学教授の実験の話です。小さな土を入れた箱に一粒のライ麦の種子を蒔いて水をやりながら育てます。4ヵ月ほどしますとライ麦の苗がヒョロヒョロとひ弱で頼りない様子で育ちます。小さな箱で栄養も足りないのでしょう。その苗を箱から取り出して、根がどれくらい育っているか物理的に測定します。見えないほど小さい産毛のような根毛を顕微鏡で計測してみると、なんと全部で1万千二百キロメートルもあったというのです。たった一本のライ麦が小さな命を支えるために一万キロメートル以上の根を土の中に張り巡らしているのです。小さなライ麦に比べ複雑で大きいうえに何十年も生きている私たちの根は宇宙レベルで張り巡らされている私たちが生きていることはそれだけで奇跡のように価値のあることと作家の五木寛之さんはそう本に書いています。

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