News List 校長日記
熱血校長の希望日記

敬天愛人

2019.12.25

専攻科の夜学は、「国家試験は団体戦で勝ち抜く!」の雰囲気が溢れその空気でみんなが奮起し合っています。一人一人不安なはずです。不安な心と戦っているはずです。しかし「自分だけじゃないんんだ」と励まし合う空気が溢れみんなを勇気づけています。とても嬉しく思います。きっときっと最後まで頑張れます。やり抜きます。その「すみれ文庫の」の団体戦の傍らで、私は本を眺めています。すると、生徒図書委員の作成した本紹介ポップが目に留まりました。そのポップは、『西郷南洲遺訓ーこの本は我らが校長先生の竹原先生も大好きな本です!まんがで読む、最も分かりやすい西郷の精神、その深い意味を発見しよう!みんな!読んでね!!ー』と書かれていました。思わず胸が熱くなりました。「児孫のために美田を買わず」「命もいらず名もいらず官位も金もいらぬ人は始末にこまるもの しかしこういう人こそが難を共にして国家の大業をなし得る」西郷隆盛が残した言葉の一部です。西郷南洲遺訓は、西郷とは敵方であった庄内藩士たちによって西郷翁の言葉を編纂した本です。「道は天地自然の物にして、人は之を行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。」『敬天愛人』です。天はどんなものにも平等に愛してくださる。それと同じように人も自分を愛するように他人を愛するべきである。

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