

ピグマリオン効果
2020.03.13ギリシャ・オリンピア遺跡ヘラ神殿で聖火が点りました。2020TOKYOに向かって。ギリシャ神話に「ピグマリオン」があります。キプロス王のピグマリオンは、彫刻の天才で自分の彫った女性像の美しさに恋をし、その女性像が本物の人間になると信じ来る日も来る日も強く思い願い続けます。その願いを女神ビーナス(アフロディーテ)が叶わせ像は女性になり二人は幸せに暮らすという神話です。ハーバード大学のローゼンタール教授は、ある教育効果実験をします。あるクラスの子どもたちにポテンシャルテストを実施し、その結果ある数名の子どもが「もの凄いポテンシャルがある」と担任の先生に嘘の報告をして、そのことを誰にも言わないで先生の胸に閉まって1年間授業をして欲しいと頼みます。1年後、その数名の子どもたちの成績は他の子どもたちより群を抜いた結果が出ました。担任の先生は、無意識に、「この子どもたちは、もの凄いポテンシャルがある」と信じ授業をしたのです。ローゼンタール教授は、この現象を「ピグマリオン効果」を名付けます。この子たちには、凄いポテンシャルがある。「全ての生徒にピグマリオン効果を」城北高校の職員室に掲げています。