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熱血校長の希望日記

あなたが持ているものを生かして

2019.08.05

イギリス人のクリス・ムーンさん。1998年長野冬季オリンピックの最終聖火ランナーです。彼は、アフリカのモザンビークで地雷を除去するボランティアをしているとき、地雷を踏んで右手と右足を失ってしまいました。お見舞いに来る人はみんな、「大切な手と足がなくなって、気の毒だったね」と、同情しました。クリスさんは、「なくなった・・・」「失った・・・」と言われるたびに元気がなくなったそうです。そんな時、上司の方がお見舞いに来て、例のごとく「手と足をなくして、本当に残念だったね」と言いました。すると、自分の口が勝手に動いて、「あります。左の手と足は、あります。右の手と足がなくなっても、クリスはなくなっていません。ここにいます」と言っていたので、クリスさんは自分でも驚いたそうです。そしえ取材する私に、日本の子どもたちに伝えて欲しいと言いました。「人生は思いがけないことが起こります。僕だって、本当を言えば、地雷なんか踏みたくなかった。人生には、あの人にもこの人にも、同じことが起こるわけじゃない。それに、能力だって、同じだけ与えられているわけじゃない。でも、あなたが持っているものを生かして、あなたらしく生きて欲しい。あなたの人生は、あなたに期待していることに、気づいてほしいと」77歳の児童文学者今関信子さんの書かれた本の一節からです。自分が持ているものを生かして生きる。自分の人生は、自分にそれを期待している。私もこの文章を読んで、心から強くそのことを思って生きます。

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