News List 校長日記
熱血校長の希望日記

あくがれていく

2022.10.28

モネの朝の雲が見えるセザンヌの山も見える朝です。50年前、東京神田神保町の古本屋で30円で買った一冊の本が手元にあります。牧水歌集です。「幾山河越えさりゆかば寂しさの・・ 「白鳥はかなしからずや空の・・「けふもまたこころの鐘をうち鳴らし・・日体大のグラウンドの脇のベンチで読んでました。「けふもまたこころの鐘をうち鳴らし うち鳴らしつつ あくがれて行く」はなぜか、その時まで憧れた先生の姿を思い浮かべました。希望の言葉を掛けてくださった先生の顔が浮かびました。もやもやと教員を目指していた私の澪標の歌です。先日のレポート研修の中で「大丈夫。大丈夫。私がいるから大丈夫。大丈夫だよと声を掛け続けました。」と語られる先生がいました。生徒は何年か経ってまたその言葉を思い出します。

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