News List 校長日記
熱血校長の希望日記

「かわいそうな ぞう」

2017.07.21

 今日から夏休みです。夏休みになると思い出すことがあります。小学校6年生の時修学旅行で行った長崎の原爆記念館と大人になって訪れた広島の原爆ドームです。私は実際日本が外国とした戦争を知りません。しかし、いろいろな本や語りや記録文や写真や映像から戦争を想像し戦争とは何かを考えます。夏休みになると考えます。2年前の一学期の終業式に「おかあさんの木」という児童文庫を朗読しました。戦争に行った息子たちの名前を庭の木につけて毎日その木に「一郎や二郎や三郎や四郎や五郎やお国のために元気に活躍しているか」と話しかけるのです。戦争が続く中で「一郎や二郎や三郎や四郎や五郎やお国のためにならんでいいから無事に帰って来なさい」と言葉が変わります。お母さんは待ち続けたまま死んでしまう話です。今目の前に、「かわいそうな ぞう」というノンフィクション絵本があります。戦争のために動物園で一番の人気者だった象たちが、戦争の犠牲になって餌を与えられないまま死んでいく話です。この本を広く紹介する運動をされている秋山ちえ子さんは「戦争のむごたらしさ、惨めさ、おろかさをよく知っている私にとって、この本が日本各地やアメリカでも英訳されたくさんの人々に感動的に読まれていることは本当に嬉しいことです」と話されています。人間は戦争をしない知恵を方策考え出さなくてはなりません。考える人間の使命として。

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